【水槽について】
ベタはホームセンターなどで小さい容器などで売られていますが、まず最低でも17cm水槽くらいは用意してあげましょう。
【フィルターについて】
17cm水槽等の小型水槽になると、テトラの「外掛けフィルター」などを思い浮かべると思いますが、ベタの場合はやめましょう。
理由はベタという魚は本当に流れに弱いからです。かと言ってフィルターなしは厳しいです。人間で言うお風呂に入らないのと同じですね。なので俗に言うブクブクを使った「スポンジフィルター」が無難だと思います。もし「外掛けフィルター」とセットになっている水槽を買われるのであれば、フィルターの水が出るところをわざと障害物を設置して流れを分散させてあげてください。
【水換えについて】
基本的にフィルターが稼動している水槽で、1週間に1回、水量は三分の一。フィルターなしの場合2~3日に1回、水量は同じく三分の一です。
水替えは人間で言う部屋の換気です。1週間閉めきった部屋に新鮮な空気を入れると気持ちいいですよね、それと同じで水換えをした後の水槽の魚達は本当にのびのびと気持ちよさそうに泳いでくれます。
ちゃんとカルキ抜きをするのも忘れずに。
【泡について】
私は動物博士なのではないので簡単に書きますが・・・笑
ベタはアナバス科で、ラビリンス機能?な肺になってます。要は肺呼吸ができるのです。観察するとわかりますが、時々水面に口をつけると思います。
さて、肝心の泡についてですが、それはメスを迎えるための巣です。特に気にしなくてもいいでしょう・・・
【ベタで注意しなくてはいけないこと】
①他の魚、もしくは同じ種類もダメです。
ベタは別名「闘魚」とよばれており、オス同士は喧嘩をします。原産国のタイでは日本でカブトムシを戦わせるように、ベタ同士で闘わせる遊びもあるほどです。
絶対にやめましょう。
②水槽のフタを絶対つけましょう。
ベタはよく飛びだす魚だと思ってます。
実体験ですが、2回ほど飛び出して、その2回目で半年ほどかわいがっていたベタを死なせてしまいました・・・
器用なベタはフタをつけてもわずかな隙間から飛び出します。だからと言ってテープなので隙間なく止めてしまうと、ベタは肺呼吸なので息ができなくなりますので・・・笑
【最後に】
ベタは本当に人になつきやすいとっても愛着ある魚です。餌をねだってきたり、水槽をのぞくと水草の奥に隠れていたのに急いで出てきてくれたりとサービスも良い貴重な魚だと思います。
ぜひ設備を整えて、大事に大事に飼ってあげてください。犬や猫並みに愛着が湧いて本当にかわいいですよ^^
失礼します・・・