名前 クリプトコリネ・アウリクラータ Cryptocoryne auriculata
サラワク州、タブジャン・サドック山脈の清流に生育するクリプトコリネ。産地の違いにより斑のパターンが異なるため、バリエーションが楽しめる観賞価値の高いクリプトコリネである。
主な自生地のpHは中性〜弱酸性、軟水〜中硬水と比較的自生環境に幅があり、日本の水にも適応しやすいクリプトコリネである。
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今回はサラワクの秘境、タブジャン・サドック山脈の清流に多く生育するクリプトコリネ・アウリクラータをご紹介したいと思います。
協力:ザ・エクアトール
今回ご紹介するクリプトコリネ・アウリクラータの生育地は、未舗装の山道を進んだ山岳地帯にある小川です。昼間でも周囲を包み込む霧がかかって湿った空気は、まるで人知を超えた野生の世界に迷い込んだ威圧感があり、周囲にはファレノプシスなどの野生ランや樹上着生植物の宝庫です。
美しいヘゴなどの原生シダが生い茂る森に流れるクリアウォーターの小川を進んでいくと、川岸にクリプトコリネ・アウリクラータの小群落を見つけることができました。
クリプトコリネ・アウリクラータは、川岸の裸子植物の陰や木の根が張っているような水の抵抗を受けにくい場所に育成しています。葉の模様は他のクリプトコリネでは例を見ない、昆虫のようなエキゾチックで独特な斑が入っています。
この場所では2、3株で小群落を形成しながら展開し、まるで日本の山野草を思わせる雰囲気を持っています。本種は産地の相違により、葉の模様やテクスチャーが異なるバリエーション豊富なクリプトコリネでもあります。
クリプトコリネ・アウリクラータに近い山岳部の清流を好んで育成しているのは、最近アクアリウムでおなじみのブセファランドラの一種です。マレーシアのサラワクに分布する本種はとても小さい葉を密につける超小型の種類で、岩場を這うように展開し群落を形成するのが特徴です。。
主に流れの速い岩場に好んで着生し、時折白い花を咲かせる可憐な水草です。
サラワク州、タブジャン・サドック山脈の清流に生育するクリプトコリネ。産地の違いにより斑のパターンが異なるため、バリエーションが楽しめる観賞価値の高いクリプトコリネである。
主な自生地のpHは中性〜弱酸性、軟水〜中硬水と比較的自生環境に幅があり、日本の水にも適応しやすいクリプトコリネである。
2009年12月30日更新 文・写真/ザ・エクアトール 監修/Discovery Planet
<協力> ザ・エクアトール
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独特の大きな腹ビレで砂の上を歩くように動いたり、左右に揺れながら泳ぐ独特の泳ぎ方がユニークなコウワンテグリ。主に東南アジアに生息するネズッポの仲間で褐色の大理石模様をしており、雄は第一背びれが長い特徴があります。
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