名前 クリプトコリネ・ブローサ Cryptocoryne bullosa
サラワク州のシブ近郊に生育するクリプトコリネ。自生地の水質はpH6〜5.5の弱酸性の軟水で、ある程度の水流を好む傾向にある。
美しい凹凸の葉は乾燥に弱く、水上育成よりも水中育成のほうが向いている種類である。
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クリプトコリネの魅力の一つとして、他の水草には無いような独特な凹凸のある葉があげられると思いますが、今回は凹凸の水中葉が非常に魅力的なクリプトコリネ・ブローサをご紹介したいと思います。
協力:ザ・エクアトール
本種はサラワク州のシブ近郊で多く見られ、多少標高の高い場所にある流れの速い清流を好みます。薄いブラックウォーターの流れる川底は硬く敷き詰った砂岩で、しっかりと根をはり巡らせランナー増殖をします。
ブローサの凹凸の秘密は独特の生育環境にあるといえます。本種は凹凸の葉にゴミが付着することを嫌い、葉にコケの付着するような不栄養環境や、弱い水流も嫌います。それは雨期などに一時的に川に土砂が流れ、葉にゴミが溜まっても洗い流してくれる程度の水流が必要なのです。
クリプトコリネ・ブローサはちょっと好き嫌いの激しいわがままな個性を持っているからこそ、美しい凹凸の葉を手に入れたのかもしれませんね。植物も人間同様に様々な好みを持ち、個性があふれたメンバーがマレーシアには揃っています。
サラワク州はまだまだ未知なる部分が多く、一般的に侵入できるのは総面積の10%程度でしかありません。今回は植物リサーチの一環として、船を使って川を遡り、その未知なる地域に侵入したときに姿を見せてくれたアリダルム・ボルネンセです。
アリダルムは東南アジアに生育する水生サトイモの仲間で、主にジャングルの奥地の清流などを好んでいます。
トカゲの鱗のような独特の模様はとても神秘的で存在感がありますね。
サラワク州のシブ近郊に生育するクリプトコリネ。自生地の水質はpH6〜5.5の弱酸性の軟水で、ある程度の水流を好む傾向にある。
美しい凹凸の葉は乾燥に弱く、水上育成よりも水中育成のほうが向いている種類である。
2010年03月23日更新 文・写真/ザ・エクアトール 監修/Discovery Planet
<協力> ザ・エクアトール
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主にマダガスカル便で入荷し、水深10-50mの間で生息することもあり希少価値のある魚種です。綺麗な黒体に小さな水玉模様が身体全体に広がるのが特徴です。
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