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2010年4月9日(金)〜11日(日)に開催された、日本観賞魚振興会主催の観賞魚イベント「第28回 日本観賞魚フェア」に行ってきました。
毎年恒例のイベントですが、今年もなかなか面白い内容でした。
日本国内ではトップクラスの金魚産地である東京・江戸川区。その中でも金魚の町として有名な船堀にある、タワーホール船堀で日本観賞魚フェアは開催されました。
会場を入ってすぐに、品評会で全体総合優勝・農林水産大臣賞を受賞した親魚琉金(島田直樹氏持魚)がお目にかかれます。堂々とした雰囲気で泳いでいました。
会場内にズラリと並べられた水槽には、丹誠込めて育てられた金魚が美しい姿を見せています。素晴らしい形の金魚にうなるご年配の方、ご自身で金魚を飼っていて他のカワイイ金魚を見に来たというカップル、金魚飼育が好きな家族連れなど幅広い年代のお客さんで会場内は賑わっていました。
グッピー達人戦コンテスト優勝のブルーグラスやビーシュリンプコンテスト優勝の生体など、見どころも数多くありました。
金魚を観賞する方々の中にはデジカメやムービー、携帯で撮影する姿が例年見られるのですが、今回特徴だったのがニンテンドーDSで撮影している子どもが多かったこと。また、金魚のイラストを“ぬりえ”のように線画だけ描いて、帰宅後に見た金魚を思い出しながら色を塗るのかなと思われる女の子もいて、いろいろな楽しみ方があるんだなと発見がありました。
金魚とともに人気だったのは、金魚売り実演のデモンストレーション。天秤をかつぐこちらのおとうさんは、パチンコのテレビCMにも出演なさったという異色な経歴の持ち主。さらには琉金の無料配布もあり、もらった子どもやお母さん方はとても嬉しそうにしていました。こういうちょっとしたことで金魚人気を再確認できました。
金魚品評会と同時に行われていたのは、水槽ディスプレイコンテスト。今回の総合優勝はミニチュア日本家屋のようなディスプレイをされた、『てっちゃん先生』のASK研究所制作の水槽。水槽の外観を建物にしてしまうというアイデアだけでなく、水槽の中のレイアウトも素晴らしく、魚の泳ぐ動きも計算されているように思えました。隅々まで制作者の意識が行き渡っていた水槽でした。
90cm部門優勝は、東京コミュニケーションアート専門学校。「街のアクアリウム」で記事でご協力いただいているプランアンドネットワークが、堂々の60cm部門優勝。ミニアクアリウム部門優勝はアテラサーチ。どれも見ていて飽きない、部屋に置きたくなる奇麗なレイアウトでした。同じく「街のアクアリウム」でおなじみのアクア総合企画MUKASAは「努力賞」を受賞されていました。
今回は「みずものコム」もディスプレイコンテストに参加しました。わずかながらでも観賞魚フェアの来場者を楽しませることができていたら幸いです。
2010年05月05日
文・写真/ みずものコム編集部 つよし
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名の通り深い青色の頭部が特徴のブルーヘッドラス。メスや成長段階にある若い魚の体はやや黄色味を帯びていて成長と共に体の色や頭部も変化します。この種もメスからオスに性転換します。
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