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IBC(国際ベタ連盟)公認審査員のベタショップ フォーチュンによる、ショーベタの美しさの秘密解説。 現在のショーベタがとのようにして作られているのか、世界に通用する技術をとくとご覧ください。
今までにブルーグリッセルを皮切りに、レッドグリッセル、イエローグリッセルという“グリッセル系”品種を紹介してきました。
そしてブルーグリッセルが本当のグリッセルで、あとの2品種はグリッセルというネーミングではあるが、IBC(国際ベタ連盟)の基準ではグリッセル・パターンのカラー品種ではないということもすでに述べました。
ではさて、ブルーグリッセルだけが本当のグリッセルなのでしょうか?
IBCの基準をあらためて読んでみると「グリッセルとは、パステルかオペックの体表に、あらゆるイリデ色(光彩色)がスポット状やミスト状に不規則に入るパターン系のベタ。」と書かれています。(意訳)
つまりレッドやイエローはノンイリデ色(非光彩色)であるし、大概スポット状やミスト状に入っていないので、これらがはいるとグリッセルとは呼べないわけです。
一方、イリデ色と書いてあるので、それは必ずしもブルーでなくてもよいということになります。
プラカット グリーングリッセル
グリーングリッセル ハーフムーン(ブルーのなかにグリーンが見られる個体。)
今回ご紹介しているのは、プラカット・グリーングリッセルです。これは体表にはいるスポット状やミスト状のイリデ色がブルーではなく、グリーンに置き換わった品種です。グリーンもイリデ色なので、この品種も“本当のグリッセル”と認められています。
しかしながら、現状では珍しいカラー品種です。私の知る限りではこの品種を系統的に繁殖させているブリーダーはおらず、ブルーグリッセルから時折出現するのが見られるぐらいです。しかもブルーのなかにグリーンが混じっている程度の個体も多いのが現状です。
でもぜひ今後普及し、美しいグリーングリッセルが多数見られるようになってほしいものです。
<協力> ベタショップ フォーチュン
普通のベタから、ショーベタ、ワイルドベタまで取りそろえた、あらゆるベタの専門店です。高品質で状態のよいベタだけを販売しております。
住所:大阪府大阪市天王寺区上本町8-3-1
電話:06-6772-8400
URL:http://www.bettashop.net
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幼魚時は写真のような可愛い姿をしていますが、成魚になると熱帯魚とはかけ離れた姿になります。最近では水槽で発生した小さな貝を食べるということで、サンゴ水槽で重宝されています。
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