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なまずと一口に言っても、様々な種類のなまずがいます。人食いなまずと呼ばれるものから金運なまずと呼ばれるものまで、個性も豊か。
そんな中から本日は、見るからに金運がアップしそうな「弁天ナマズ」をご紹介!
日本のなまずには、「マナマズ」「ビワコオオナマズ」「イワトコナマズ」という代表的な3種類のなまずがいます。一般的に広く知られているのは、「マナマズ」です。
本日の主役、弁天ナマズは、この中のイワトコナマズの一種で、もともとは琵琶湖にだけ生息する固有種です。
弁天ナマズは、沖合漁で地元の漁師に捕獲されることもあります。黄金色に光り輝く姿が「弁財天からの使い」だと崇められたことから、「弁天ナマズ」と呼ばれるようになりました。
漁師さんによっては、捕獲した弁天ナマズをそのまま琵琶湖に放流する方もいらっしゃるとか。神様のお使いですものね。そのお気持ち、わかります。
弁財天と言えば、琵琶を弾くなまめかしいお姿が印象的な天女であり、七福神のおひとりでもあります。弁天ナマズが尾びれをゆらめかせている姿は、どことなく優雅な印象があり、弁財天からの使いだと言われればそのようにも見えるかも?
さて、マナマズやビワコオオナマズは、泥の底や水草のある所に生息します。
一方、「イワトコ」が「岩床」という意味であることからもわかるように、イワトコナマズは岩礁地帯に生息します。
イワトコナマズは、本来は写真にあるような茶色がかった個体です。
こちらの写真では、からだ表面がツルッとしていて色もきれいに見えますが、茶色のまだらがかった模様のイワトコナマズが一般的です。
イワトコナマズの中でひときわ目立つのが、やはり弁天ナマズでしょう。
その場がパッと明るくなるほど鮮やかな色彩を持つ弁天ナマズ。
まるで自ら発光しているかのような神々しささえ感じます。
黄色とも金色ともとれる弁天ナマズは、実はメラニン色素をつくれなくなってしまった遺伝子疾患の個体です。中には、生まれたときはふつうのからだの色で、大きく成長するにつれどんどん黄金色に変化していく弁天ナマズもいます。
ナマズ以外にも黄金色の姿で生まれてくる生き物がいますよね。
同じく自分のからだでメラニン色素がつくれず、白い姿で生まれてくる生き物もいます。
いずれにしても、イエロー(ゴールド)やホワイトの生き物は、幸運・金運を招くと言われている縁起のいい種別。
2014年に滋賀県草津市の県立琵琶湖博物館に展示された弁天ナマズは、その幸運にあやかれるかも、と話題を呼びました。
縁起かつぎを兼ねて、ぜひ一度実際にお目にかかってみたいものです。
text/natsumi
2018年5月2日更新
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イエローコリスに良く似た種類ですが、この種はインド洋の固有種で、お腹部分が白いことで区別がつきます。幼少期は背びれに黒い点が2つありますが、大人になるにつれ点は消えます。
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