名前 クリプトコリネ・ティマヘンシス
Cryptocoryne timahensis
マレー半島の最南端のごく限られた場所のみ生育する大変珍しいクリプトコリネ。本種は絶滅危惧種(レッドリスト)に登録され、シンガポール政府が大切に保護しています。種小名の由来は「ブキティマの」という意味です。
熱帯魚ショップ登録件数:2814件
今回はマレー半島でも極めて限られた場所にしか生育していない、大変希少なクリプトコリネをご紹介したいと思います。クリプトコリネ・ティマヘンシスは2001年にヤン・バストメイヤー博士により登録された比較的新種のクリプトコリネで、Cryptocoryne cordataとCryptocoryne nuriiを両親に持つ自然交配種です。
協力:ザ・エクアトール
今回訪れたのは、シンガポールの中心にある原始の自然を残したブキッ・ティマ国立自然公園です。そこは都会の中に唯一残された聖域のような空間で、森に入ると霧がかったような空気に包まれ、リスやサルなどいろいろな動物たちを見ることができます。
クリプトコリネ・ティマヘンシスは、その美しい葉の模様から観賞価値の高い種類だといえます。ローザネルヴィック(斑入り)になるタイプや赤い斑点の入るタイプ、そして葉脈が浮き立って凹凸を作ったりするタイプと、同じ種類でも環境の違いにより様々に変化する面白いクリプトコリネです。
森の奥に流れる小川のごく限られた場所にクリプトコリネ・ティマヘンシスの群落が広がります。本種の特徴として葉には様々なパターンがあり、緑色や焦げ茶、黒をベースに虎斑が入ります。また、他種との違いとして栄養根の発達が見られないのも特徴です。
クリプトコリネの群落を寝床に沢山のオタマジャクシや小エビ、そしてベタ・プグナックスも見ることができます。
水しぶきのかかる場所に美しい群落を形成している苔の一種。横へ横へと美しく繁茂する姿はジャングルでしか見ることのできない神秘です。
水中でも美しい水景を見ることができます。
マレー半島の最南端のごく限られた場所のみ生育する大変珍しいクリプトコリネ。本種は絶滅危惧種(レッドリスト)に登録され、シンガポール政府が大切に保護しています。種小名の由来は「ブキティマの」という意味です。
2009年9月12日更新 文・写真/ザ・エクアトール 監修/Discovery Planet
<協力> ザ・エクアトール
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イエローコリスに良く似た種類ですが、この種はインド洋の固有種で、お腹部分が白いことで区別がつきます。幼少期は背びれに黒い点が2つありますが、大人になるにつれ点は消えます。
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